2014年4月16日水曜日

4月27日、一般社団法人IPSG包括歯科医療研究会発足20周年記念講演会、日本歯科大学富士見ホールにて開催される!


4月27日(日)、稲葉繁先生(元日本歯科大学教授、一般社団法人IPSG包括歯科医療研究会 代表)、宮崎隆先生(昭和大学歯学部長、教授)、Prof.Dr.H.Weber先生(ドイツ チュービンゲン大学歯学部長、教授)、関聖生先生(京王歯研)、および渡部好造先生(一箕歯科医院 理事長)と共に、光栄ながら(一社)IPSG包括歯科医療研究会発足20周年記念特別講演会(日本歯科大学富士見ホール)において弊社グロース代表 大畠が講演発表することができました。周りが以前から尊敬する先生方ばかりで、大畠は今までに無く緊張していました。

本講演会における有限会社デンタルラボア・グロース代表取締役 大畠のテーマは、『ドイツにおける歯科技工士教育・ドイツにおける歯科技工のトレンド』です。日本とドイツは良く比較対照にされます。しかし両国間の生活、文化、政治、経済のどれをとっても、常にその「発想の角度の違い」に驚かされるのです。とりわけ教育制度の根本的相違は、そこで生活する人間形成そのものに大きく影響を及ぼします。「真に人間が暮らす」という根源のテーマを今一度、深く考察してみましょう。

また、大畠のドイツ歯科技工マイスターとしての15年間のドイツでの講演、講習、執筆活動。そしてトータルして19年間の日本での同様な臨床活動などを融合した新しい歯科技工における臨床上の知見を紐解くことは興味深いことであるかと考える次第です。


「(一社)IPSG包括歯科医療研究会発足20周年記念特別講演会 feedback

有限会社デンタルラボア・グロース代表取締役 大畠の講演テーマは、上記の通り『ドイツにおける歯科技工士教育・ドイツにおける歯科技工のトレンド』でした。大畠はドイツ歯科技工マイスターとしての15年間のヨーロッパでの講演、講習、執筆活動を実例を上げて、本演者の辿って来た道である教わる側、教える側の一貫したドイツの歯科技工教育制度を如実に表現したかったのです。


次に、喪失した歯牙に患者の高い要求に適応する審美性と耐久性を兼ね備え、長期的予後をも補償する固定性補綴装置を提供することは、我々の社会に貢献するだけの大きな価値を見出すことになろう。しかし歯周的障害を有する咬合は軟硬組織の損失により、ある意味、臨床的見地から容易とは言い難い。論考される処置は複雑多岐に亘り、常に審美的要求に応えることは予知不可能であり、多くの患者に難症例が診られる。

固定性補綴装置の代用として、残存歯を削合することによる可撤性テレスコープ補綴装置は、固定性補綴装置に相当する快適性を示すと同時に、適応する素材と匠な手技を応用することによって、完全な審美性を患者に提供することが可能となる。補綴設計方法によるインプラント埋入支台歯数増加の概念に沿った埋入支台歯数に関わらず、特別な外科的処置の複雑性から解放された適切な治療成果へと引き上げることができる。

固定性補綴装置のクオリティは未だに包括的歯科医療作業における残存歯の長期的予知に重要性を見出すことができた。しかし講演に登場する可撤性補綴装置の付加的可能性として、インプラント埋入支台歯や天然支台歯であっても、その支台歯の種類や予知を選ばない意味で大きな優位性を有する。このような診療作業による補綴装置製作は、それぞれの歯科医療チームに様々な課題を提示すると共に、非常にモチベーションを感じ得ることも忘れてはならないであろう。

(大畠抄録より改編)

稲葉繁先生、宮崎隆先生、Prof.Dr.H.Weber先生、関聖生先生、および渡部好造先生、貴重なお話し、どうも有り難うございました。

この度ご準備、及びご協力戴きました先生方、どうも有り難うございました!そして最後にお越し戴いた大勢の先生方に心から感謝の意を表したく存じます。




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